2010年10月15日
あの二千円札は今!?
2000年(平成12年)に初めて発行され、戦後初の「2」の通貨であることや、沖縄の守礼門がデザインされていることなどが話題を集めた「二千円札」ですが、発行から10年を迎えた現在、すでに製造中止となり、ほとんど流通しないまま在庫の山と化していることが明らかになりました。
西暦2000年と沖縄サミットを記念して発行された「二千円札」が発行されてから今月で丸10年を迎える現在、流通枚数は5月末時点で約1億1千万枚と、全紙幣のわずか1%ほどにとどまるそうです。
裏面はこんな感じ。
左側に「源氏物語絵巻」第三十八帖「鈴虫」その二の絵の一部分に、
詞書の冒頭部分を重ね合わせたものを配し、
右側に源氏物語の作者である紫式部の絵を配したデザインとなっています。
守礼門にも使われている『赤瓦』は沖縄では多く使われている屋根材です。
日差しが強く、雨や、台風も多い沖縄で風土に適した瓦です。
一度沖縄に行ったときに建物を見ていて、独特な建物のつくりはやはり気候風土に裏付けられた
歴史があるものだと感じました。
沖縄には沖縄の、北欧には北欧の、欧米には欧米の家づくりがあると思います。
どの建物にもデザインも含めて気候風土や歴史の背景があるんですね。
ここ遠州地域でもやはり特有の気候風土があります。
この土地に合った家づくりに精進したいと思います。
Posted by あだちけんせつ at 08:42│Comments(0)
│思うこと。