家づくり,幸せづくり,夢づくり！

誰でも毎日使うするトイレ。
職業柄、新商品の情報はいち早く入手できるのでここで最近のトイレ事情をちょっとご紹介。
最近のトイレにはタンクレスと呼ばれるタンクのないものがあって、便利で快適な機能も付いていて掃除もしやすくて見た目もカッコイイ。
節水、節電だって当たり前、温水シャワーに温風乾燥、ふたの開け閉めだってｾﾝｻｰ付きで自動なんです。
特に近年は各メーカー熾烈な節水争いが続いています。
20年前には13Lだったのが今では4.8L（63％↘）が業界トップ

トイレ（部屋）に入れば明かりがついてふたが開く、その瞬間、暖房便座のスイッチがON！
瞬間的に便座を暖めてくれるので座るときには暖かい。
用を済ませて立ち上がれば自動で脱臭と洗浄をしてくれる。
手をかざせば水が出てきて手を洗う。
これが今のトイレです。

確かにこんなトイレは快適です。いいなぁって思うかもしれません。
でもちょっと待ってください。

私がいつもご提案させていただいて、お施主様に採用いただいているのは
ここまでの高機能のものではありません。
僕が家を設計するときに選ぶ設備機器の基準は
　1必要な機能は装備していて故障しにくいこと
　2シンプルな構造、シンプルで飽きのこないデザイン
　3費用対効果
を重視します。いわば質実剛健トイレ！

毎日使うトイレなんですから、故障したら困ります。
複雑な構造でさまざまなセンサーが付いているトイレは内部がすごいです。
故障の時は修理というより基盤取り替えとかそっくり入れ替えになります。
当然価格も高いです。節水節電で得られる分もあるでしょうが、
故障してしまっては何の意味もありません。

一方、質実剛健トイレは構造がシンプルなので価格が安い、故障しにくい。
でも基本機能はしっかり装備してます。
金額にして10～12万円/台　安くなります。

これからトイレ選びをされる方、高価＝上級機種ですが、
本当にいいもの≠高価なもの　ですよ。
安くてもいいものは結構ありますよ！
安いだけではダメですけど・・・