2012年05月02日
おまじない その弐
ここ数日、会社の加工場はフル稼働です。
どの現場も手造り箇所の多い家なんで・・・
玄関引戸の枠、階段手すり、敷居や鴨居、家具・・・
そして『懸魚(げぎょ)』
(以前もブログで取り上げました)
4年前と同じお寺の仕事です。
作ったのはうちの大工さんの啓次サン!
屋根の飾りですが、魚と水がモチーフです。
古来から火に弱いとされている建物を火事から守るおまじないです。
お城の天守閣のシャチホコもそうですよ!
水に関連のあるものを屋根に掲げる意味があるんです。
日本瓦屋根の家にお住まいの方はご存知かもしれませんが、『水』という文字が書かれている鬼瓦があるのを知ってますか?
コレも懸魚やシャチホコとおんなじで火事から家を守るおまじないなんです。
懸魚にはいろんな形があります。
お寺を見るときは懸魚の形を比べるのも面白いですよ。
2012年04月27日
どうだ!変形アラレ組み
箱モノの家具は素材はもちろんですが部材の接合部で耐久性は変わります。
頑丈でしっかりした作りだからこそ長持ちもするし愛着が湧いてきます。
使う側だけでなく、作り手側も遊び心を持つことで愛着がわいてきます。
ボンドとビスでもできますが、こんなものもいいでしょう?
一目見て『えっ!どうなってるの?』となるこの接合。
変形アラレ組み!
楽しいですね。モノづくり・・・
2012年04月17日
こんなお風呂もいいですね。

現在、住宅新築の設計中です。
自分のイメージに近いお風呂を見つけました。
新しい住まいでは『お風呂』に重点を置くお施主様も少なくありません。
ありきたりのシステムバスではつまらない。
なんて方にはいろんなご提案をします。
コレもそのうちのひとつ・・・
浴室の設計で考えていることは
①明るく
②風が通るように(可能であれば2面に窓を付ける)
③隣接する脱衣室とのつながり(動線や通風、採光)
④維持管理、清掃のしやすさ
が挙げられます。
プラス遊びゴコロも大事だと思います。
カタログの中から選ぶ家づくりもいいと思いますがせっかくの注文住宅、設計者や工務店に無理難題を投げかけてみるのもいいのではないでしょうか?
プロはお施主様の要望の中から実用性やコストを熟慮し、最善の提案をします。
それは既製品かもしれませんし、手作りかもしれません。
僕たちはお施主様の要望をかなえるいろいろな手段を持っています。
これから家づくりをお考えの方、本当に良い家をつくるため、
よい工務店と出会うために自分で書いてみたプランはちょっと隠して
新しい家でしたいことを箇条書きで書いてみてください。
そしてそれを渡してみてください。
プロはどんな提案をしてくれるんだろう。
自分の書いてみたプランとどう違うかな?
家づくりが楽しくなり、設計者も気合が入ります。
結果、いい家ができてきます。
コレはいい効果がでますよ・・・
2012年04月12日
遮熱は大切

袋井市内で着工中のエアサイクルの家。
階高を低く抑え、庇を深く取ったエコハウス。
断熱工程も終盤に差し掛かりました。
おなじみのアルミシート付きの断熱材です。
天気のいい日は日差しを反射するので眩しい!
大工さんはサングラスほしいくらい・・・
この上に通気層を確保し防水層を造ります。
住宅の気密性はかなり高いスペックになって来ています。
熱が逃げにくくなっているということです。
外気から取得する熱をいかに減らすかがポイントです。
ここで遮熱が効いてきます。
断熱性能ばかりが取り上げられますが、遮熱も大変重要な要素です。
断熱と遮熱をうまく組み合わせることで費用対効果の高い家ができます。
逆にいえば遮熱をおろそかにした高断熱住宅は熱がこもってしまい不経済的です。
今現在、業界で話し合われているこれからの家はかなり高いスペックの家づくりです。
以前ブログで取り上げ、弊社の設計基準にも取り入れている『Q値』『μ値』(過去記事参照)も重要になってきます。
これから皆さんが建てる自分の家。
知っておいて損はしないお話です。
建築予定地の緯度経度、卓越風向(その土地の風のデータ)、配置、近隣状況に加え、設備機器を選定、先の『Q値』『μ値』計算をすることで光熱費が算出できます。コレが分かるのは非常に大きいことです。
生涯で一番の買い物といわれる家づくり。
絶対に損をしないようにここまで考えてみてください。
きっと考えが変わるはず!
本当に得できるポイントはたくさんあります。
2012年04月04日
ちょうどいい寸法
住まいに関する日々の生活の中で不便だなと感じることがリフォームのきっかけになります。
高すぎる、低すぎる、狭い、広すぎて使いにくい、などがある一方でちょうどいい寸法で納まっていると便利さや快適さは気づきにくいことがよくあります。
悪い部分だけが目立って、良い部分は気づかれない・・・
家を造る側からするとジレンマがありますが
お施主様のため!頑張ります
そもそもちょうどいい寸法って?
画像は有名な建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier)がみぞおちの高さ、背の高さ、手を伸ばした高さの3つが黄金比になっていることに着目し考案したモデュロールと呼ばれるものです。
有名な絵(?)なので見たことある方もいると思います。
分かりやすく言うと人間を基準として考えられたものさしです。
なんでもそうですがモノに対して入れ物が決まるのは当然のことで家に当てはまるのも当たり前のこと。
起きて半畳、寝て一畳なんて言葉があるように日本にだってあるんです。
住みやすさを考えているとこんなところまで考えてしまいます。
平面計画上、比率から寸法を割りつけていくのは材料の規格体系や困難でコスト面で難があるため主に高さの計画に生かしています。
ドアハンドルの高さ、スイッチの高さ、階段手すりの位置、ペンダントライトの高さ、腰窓の高さ、収納扉の取手の高さ、特にキッチン廻りは不便さが分かりやすいので作業スペース巾やアイレベル(目の高さ)や背面の収納との距離などもこだわってます。
結果、キリのいい数字(90cmなど)がちょうどいい寸法ではないってこと。
確かに施工する側は分かりやすくて楽ちんです。でも施工は最初の1回だけ、暮らすのは一生です。
どちらが大切なのかは言うまでもありません。
図面ではなく現場打ち合わせでお施主様と決定していきます。
『スイッチはこの高さがいいな、子供も届くしね』
『分かりました。計ってみましょう、116センチですね』
って具合です。
家具を造ったり造作カウンター手洗い器や蛇口のハンドルにこだわるのもベースはコレなんです。
使いやすくて気づかないことに結構なチカラを注いでるんですよ・・・
まぁ当たり前なんですけどね。
おしゃれで、先鋭的で、斬新で、ってのも目を引きますが、最後はやっぱり住みやすさですよ!
2012年04月03日
木工旋盤
お寺の工事をしています。
住宅とは作りが違うのでいつものようにはいきませんが、お寺の仕事も大変勉強になります。
こんなの見たことありますよね?
(写真は打ち合わせ用にヒノキで作った実物大のモックアップです)
社寺仏閣の建築でよくみられるこれ擬宝珠(ぎぼし)っていう名前なんですけど柱の装飾です。
社寺仏閣以外では身の回りでは橋の手摺の部分にもこんな形の装飾がありますね。
どうやら魔よけの意味もあるようです。
いずれにしても社寺建築は奥が深い!
造作も手間が掛けられていてすごいもんです。
2012年03月16日
コレはなかなか・・・
いつも良材を納入してくれる取引会社の担当さんが床板のサンプルを持ってきてくれました。
今回も逸品でした。
こいつはなかなか・・・
ASH(タモ)のフローリング、しかも無塗装。
実は以前から探していたんですが、見つからなかったりコスト面で採用に至らず・・・
木目もきれいだしアッシュは個人的にも好きな木です。
ちなみにフェンダーのストラトキャスターっていうギターのボディもこの素材。
無塗装なんでリボスのカルデットかKreidezeitのグロスクリアオイル(Holzlasur)で
仕上げれば最高でしょうね。
木の肌触りって何とも言えない良さがありますよね。
ウレタン塗装もいいですけどオイル仕上げもなかなかのものですよ
2012年02月16日
お得な情報『住まいにかかわる助成金の話』
先日、耐震診断補強相談士の免許更新の講習を受講しました。
弊社でも毎年、住宅の耐震補強工事を行っております。
静岡県では木造住宅耐震補強助成事業として補強工事に対して助成金が出ます。
袋井市では90万円(県内では最高額)、掛川市は50万円、磐田市は30万円、浜松市は45万円です。さらに所得税、固定資産税も特例を受け、減税されます。
高齢者のみが居住する住宅ではさらに20万円の助成金の上乗せがあります。
また静岡県産材を一定量使用すれば別枠で20万円の助成、
さらにさらに窓の断熱改修も行うエコリフォームも行えば最大30万ポイント(30万円分)も発行されます。
このように、今は耐震補強とエコリフォームにかなりの助成金が投入されています。
弊社で施工させていただいたお施主さまにも大変お得された方もいます。
今もお得なタイミングが続いています。
耐震補強や断熱リフォームを検討されている方は今がいいタイミングです。
いつでもご相談賜ります。
私たちのホームページはこちらです
株式会社安達建設
タグ :耐震補強工事
2012年02月14日
非常用パーソナルセット 3days
非常用のパーソナルセットなるものを買いました。
1人分の食料が3食×3日分と5回用の簡易トイレが3セット入ってます。
水は別で用意しないといけませんが、
備えなきゃって思ってもなかなか出来なかったので買ってみました。
缶入りのパンが3種類(黒豆、オレンジ、プチベール)
同じく缶入りのクラッカー、ミルクビスケット、乾パン
アルファ米が3種類(五目ごはん、エビピラフ、わかめごはん)
トイレは15回分
これがあれば大丈夫ってわけではありませんが
『備えあれば憂いなし』ということで
弊社でも取り扱いします。
数量限定ですのであしからず・・・
お問い合わせはメールでお願いします。
タグ :防災
2012年02月04日
Q値って知ってますか?

先日、省エネエコ住宅設計のワークショップに参加してきました。
近年家づくりにおいて耳にすることが多くなった言葉に
『Q値』というものがあります。
分かりやすく言うと熱の逃げやすさの値です。
ですのでQ値が低いほど熱が逃げにくい=高断熱=省エネ=高性能の家ってことです。
現在、業界では高性能の断熱材や断熱サッシ、遮熱部材などがたくさん出てきています。
それぞれに高性能をうたっていますが、その部材を使えばその機能になるのか?費用に見合うだけの効果が得られるのか?一軒一軒違う家で建っている場所も違うのに同じ性能を発揮できるのか?
おそらく出来ません。部材の試験データがそのまま家の性能に反映されません。
そこでこのQ値がキモになるんです。
家一軒の断熱性能を試算して求めるんですがなかなか細かい作業です。
でも家のQ値が分かれば家の快適性が数字で分かります。光熱費だって試算できるんです。
Q値は建ててからのランニングコストに直結します。
これが建てる前に分かれば・・・
こんなにすごいことはありません!
庇(ひさし)ひとつ、ガラス1枚、外壁の色、建物の方角など少し変わるだけでQ値は変化します。
これからの設計はQ値が大切というか必須ですね。
皆さんは自分の家(これから建てる人も、すでに建てた人も)のQ値知っていますか?
パッシブデザインのエアサイクルの家
安達建設のホームページはこちらです




