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2010年04月07日

外壁材のエイジング。

外壁材のエイジング。


これは 外壁として30年以上
お施主様の家を守り続けた杉板です。
リフォームに伴い一部を撤去しました


外壁材のエイジング。


傷みもなく、完全な姿で感激しました。
昔から杉板は木造校舎や日本家屋の外壁材として使用されてきました。

杉板に柿渋を塗ったり 表面を炭化させ焼杉にしたりして
杉板が腐食するのを緩和させていた先人の知恵には感服です。

鎧(ヨロイ)貼りや下見板張りという工法は下から順番に板を重ね貼って行きます。
シンプルなので雨仕舞いが良く和洋を問わず趣のある表情になります。

環境問題が取り上げられている昨今、天然木の外壁材が人気が出てきています。

よく『外壁に木なんてメンテナンスが大変そう』とか聞きますが
木はやはり退色します。でもそれは劣化ではないんです。
年を重ねるごとに深みを増すエイジングです。

杉は銀色がかかったグレーに変化します。
こんな経年変化も楽しみながら暮らす。
こんなライフスタイルもいいものですよ。

また近日中に『外壁に木を使う』記事を書きますね



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Posted by あだちけんせつ at 18:36 │思うこと。

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