2013年06月03日
照明計画→光の設計
(弊社施工物件)
どんな家でも必ず照明器具がついています。(あたりまえですが・・・)
これまでリフォームのご相談などでたくさんのお宅にご訪問させていただきましたが
昼間でも薄暗く、電灯をつけないと快適に過ごせないという家もありました。
とにかく暗いから明るい色の壁にして大きめの電灯をつけてほしいとのこと・・・
望む明るさを照明器具に頼ってしまっているんです。
そもそも薄暗さの原因は間取りと家具の配置なのに・・・
ある有名な建築家の言葉に
『欲しいのは光であって、器具ではない』というものがあって、常に僕の頭の中にある言葉です。
お洒落なものやカッコイイもの、省エネタイプや高価なものまで照明器具の種類は多く、
カタログを見るだけでも労力が必要です。
照明器具のデザインに依存した家は設計力が不足していると思います。
必要な場所に必要な光をととのえ、主張しすぎない器具をセンスよく配置できたら
最高ですね
設計の段階から光のことまで考えています。