2012年04月12日
遮熱は大切

袋井市内で着工中のエアサイクルの家。
階高を低く抑え、庇を深く取ったエコハウス。
断熱工程も終盤に差し掛かりました。
おなじみのアルミシート付きの断熱材です。
天気のいい日は日差しを反射するので眩しい!
大工さんはサングラスほしいくらい・・・
この上に通気層を確保し防水層を造ります。
住宅の気密性はかなり高いスペックになって来ています。
熱が逃げにくくなっているということです。
外気から取得する熱をいかに減らすかがポイントです。
ここで遮熱が効いてきます。
断熱性能ばかりが取り上げられますが、遮熱も大変重要な要素です。
断熱と遮熱をうまく組み合わせることで費用対効果の高い家ができます。
逆にいえば遮熱をおろそかにした高断熱住宅は熱がこもってしまい不経済的です。
今現在、業界で話し合われているこれからの家はかなり高いスペックの家づくりです。
以前ブログで取り上げ、弊社の設計基準にも取り入れている『Q値』『μ値』(過去記事参照)も重要になってきます。
これから皆さんが建てる自分の家。
知っておいて損はしないお話です。
建築予定地の緯度経度、卓越風向(その土地の風のデータ)、配置、近隣状況に加え、設備機器を選定、先の『Q値』『μ値』計算をすることで光熱費が算出できます。コレが分かるのは非常に大きいことです。
生涯で一番の買い物といわれる家づくり。
絶対に損をしないようにここまで考えてみてください。
きっと考えが変わるはず!
本当に得できるポイントはたくさんあります。
Posted by あだちけんせつ at 10:20│Comments(0)
│エアサイクルの家づくり