2009年04月04日
明治~大正初期の住まい

(写真クリックで拡大)
建て替え工事の際、いままで暮らしていた家を取り壊したのですが、その家のさらに前に建っていた家(2代前)の写真です。
当時を知る方々から貴重な話を聞くことができました。建てられたのは明治の終わりごろだそうです。(約100年前!)
茅葺(かやぶき)屋根に深い軒(のき)がこの時代の住まいの特徴です。
まわりの風景はだいぶ変わってしまったけど、今住んでいる家も全く同じ位置に建っています。
僕たちが建てた家も100年後、語られるような家になるのかなぁなんて考えてしまいます。
近年、業界では200年住宅というものが話題になっています。
住宅の長寿命化の対策ですがさまざまな意見があります。
耐久性を追求することは近年の技術開発力で十分可能だと思います。
でもそれだけじゃ家の寿命は延ばせないと思います!
僕が家づくりに対し思うことは
『その家が50年後、80年後、残すに値する家になっているか』
『これは後世に残したい、住み継ぎたい』
未来の人たちがそんな想いを抱いてくれるかを考えて家づくりをしています。
Posted by あだちけんせつ at 09:10│Comments(2)
│思うこと。
この記事へのコメント
たしかに長持ちする家はいいことです
私どもの建てた家も
年数が経ちましても何のトラブルも起きません
でも次に繋がりませんよね
業者としては定期的なサイクルで建て替えも必要デス
私どもの建てた家も
年数が経ちましても何のトラブルも起きません
でも次に繋がりませんよね
業者としては定期的なサイクルで建て替えも必要デス
Posted by 同業者 at 2009年04月04日 14:02
どんなに長持ちする家でもやはり定期的なメンテナンスは必須です。
出来るだけ長く住む(使う)ことができるようにどこか修繕したり取り換えたりすることがでてきます。
そのような工事はずっと続いていくのでリフォーム工事は多いですよ
出来るだけ長く住む(使う)ことができるようにどこか修繕したり取り換えたりすることがでてきます。
そのような工事はずっと続いていくのでリフォーム工事は多いですよ
Posted by adachi
at 2009年04月06日 07:35
