2008年06月11日
メンテナンスって大事

「天井から雨の音がするからすぐきて!」
という電話が入りすぐに現場に向かいました。(うちで建てた家ではないですが)
原因の究明と、応急処置をするためです。
原因の一つは、上にある写真からもわかるように、屋根にある谷樋{タニドイ}(瓦からの雨を受けてトイに流す部材)が酸性雨により穴が開いたためでした。
防水テープを張り応急処置をしました。
後日、部分的に瓦をめくり、現状の銅板の谷樋から、さびに強いガルバリュウム鋼板に付け替えることになりました。

原因の二つ目は、棟瓦{ムネガワラ}(屋根の一番上のとんがりの部分にある瓦)を留めておくために銅線を通す穴があります。
その穴が、長年の風雨にさらされてだんだんと大きくなってそこから雨が注ぎ込んだようです。
その個所も、応急処置としてコーキング(雨が入らないように隙間を埋める材料)をしておきました。
いずれは瓦をふき替える必要があるかもしれません。
家というものは、始めにいくらしっかり造っても長年の雨風で劣化してくるところがどうしてもでてきてしまいます。
フットワークの軽い、家のことを熟知した工務店を見つけておくことが必要かもしれませんね。
せっかく建てた家です。
なるべく長く、快適で資産価値の高い家にしておきたいものです。
Posted by あだちけんせつ at 08:59│Comments(0)
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