仕口(しくち)

あだちけんせつ

2008年10月20日 10:26

木と木を接合するときその端部
に加工をします。

直線方向につなぐ場合『継ぎ手』、

ある角度をつけてつなぐ場合
『仕口(しくち)』と呼んでいます。

これはケヤキの置き囲炉裏
の接合部です。

ちょっと不思議な仕口です。

大工さんの知恵と技術は
すごいですよ。

他にもいろんな継ぎ手や仕口
があります。

どうやって組んだのかな
と考えるのも楽しいです。

有名な物では
大阪城の大手門の柱の根継ぎなどが
ありますね。
長い間謎とされていました。
結局エックス線を使って
解明されました。
これを作った当時の大工さんの
”勝ち”ですね。

関連記事